設計技術を学ぶときCADか手描きか
設計に関する技術を学ぶとき基本的には机上で理論を学びさらに手描きで実践していきます。その技術の資格試験も手描きで実施されるかも知れません。ただ学校を卒業したり資格を取れば一人前になれるわけではなく、それ以後実際に多くの設計に携わってやっと設計技術が身につけられるでしょう。基礎知識として設計を学ぶときには手描きで行うのでしょうが、実践的に技術を学ぶときも手描きで行うかです。設計を行うにはCADと呼ばれるコンピュータを使った仕組みがあり作図などが効率的に行えます。同じ設計を行うにしてもCADの方が速く行えるのでCADの方が短期間に多くの実践が積めそうです。もちろん手描きで学ぶメリットもあるので、CADでしっかり学びつつ手描きでの設計も少し行うと良いでしょう。
共同で設計作業をするとき
設計事務所を一人で運営しているのであれば設計作業も一人が多くなるかもしれません。ただ一人で設計すると大掛かりな設計は難しく受注できないときもあります。複数人であれば作業の分担ができるので大掛かりな設計でも納期に間に合わせられるでしょう。複数で設計作業をするときに手描き作業だとそれぞれの作業者の境界線を照合しなければならず、照合を頻繁に行うなら集まって作業をしないといけないでしょう。一方ネットワークに接続したCADであれば共同作業における設計が大きく変わりそうです。一つの設計図を共有して作業するので他の作業者がどんな設計をしているのか逐一確認できます。ネットワーク上で行えるので作業者が一つの場所に集まらなくていいのもメリットかもしれません。
CADはパソコンを使い設計や製図ができるソフト、コンピュータ設計支援ツールのことです。CADには汎用型の他に特定の分野に特化した専用型があります。電気CADは電気設備関連の設計や製図に特化した専用型のCADです。